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EVで地場産業に活気を 大阪の町工場チーム


披露されたEV「Meguru」。朱色のボディーと和紙のドアが特徴的=5日、大阪府門真市の守口門真商工会議所
 大阪府守口市の町工場などが連携して開発を進めていた小型の電気自動車(EV)が完成し5日、同府門真市の守口門真商工会議所で披露された。ボディーに漆や和紙を使って日本らしさを表現したオリジナルのEV。開発した淀川製作所(守口市)の小倉庸敬社長は「世界に一つしかない車を完成させることができた。誇りの持てるものづくりで地場産業を活性化させていきたい」と笑顔でアピールした。

 開発したのは、淀川製作所など4社でつくる「あっぱれEVプロジェクト」。二酸化炭素を排出しないEVは環境にやさしいことから「Meguru(環・めぐる)」と名付けられた。朱色の漆塗りの丸みを帯びた車体に、和紙の扇状のドアが付いた姿が人目を引く。1時間の充電で約40キロ走行することができ、時速も40キロ程度出るという。

 地場産業の活性化になればと、仲間に声をかけて製作を始めたのが昨年10月。地域の工場に部品などの協力を求めながら、約半年かけて完成にこぎつけた。

 小倉社長は「移動が目的の大手自動車メーカーとは違い、デザインにとことんこだわった」といい、地域のシンボルなどとしての活用を見込んでいる。完成したEVは、東大阪市のものづくり支援施設「クリエイション・コア東大阪」で展示されるほか、今後イベントなどに参加してPRしていく。

 「来年からは受注があれば販売もしたい」(小倉社長)と生産販売も目指すが、披露会に参加した守口市の西口勇市長から「ぜひ公用車に」と早くもラブコールを受けていた。

【イザ!】