「わたしがアニメにしたいストーリー」をテーマに公募され、日本のみならずアジア各国から計3,056通の応募があった「第6回アニマックス大賞」。見事を大賞を受賞したのは、タカマガハヤト氏による『タカネの自転車』だった。この原案を元に、『PERSONA-trinity soul-』や『おおきく振りかぶって』など数々のヒット作品を生み出しているA-1 Picturesによりアニメーション制作がなされ、2008年7月5日に放送されることとなった。
都内某所でアフレコが行われ、主役の11歳の少年・高嶺を演じる坂本真綾に話を聞いた。
──『タカネの自転車』収録を終えられた感想は?
坂本 タイトルにもなっている、主人公の高嶺という小学5年生の男の子役を演らせていただいたのですが、男の子役はあまりやった経験がないので、少し緊張しながらアフレコに挑みました。でもびっくりするぐらいスムーズに進んで、予定よりもかなり早く終わったので、ホッとしましたね。テンポ感のある作品なんですが、ほのぼのしたテーマがあり、リアリティとファンタジーのバランスがちょうど良くてすごく楽しかったので、充実した気分でアフレコを終えることができました。
──主人公のタカネは11歳ですが、坂本さんご自身の11歳の頃は、どんな子供でしたか?
坂本 私は8歳からこの仕事をしていまして、すでに今と同じようなことをやっていました(笑)。もちろん普通に学校には通っていましたし、学校のテストの点数が悪いとお母さんに見せるの嫌だなと思ったり、見せないようにしたりとかの経験があったので、高嶺の気持ちはよくわかります。あと、私にはお兄ちゃんがいて、自分は妹の立場だったんですが、今回は自分がお兄ちゃんの役柄をやってみて、「ああ確かに妹の私って、これぐらいウザかったかもしれない(笑)」と、思いました。
──この作品で印象に残っているシーンなどありますか?
坂本 高嶺目線で言うと、「自転車をこぐのが大変だったな」みたいな(笑)。自分の成長に合わせて自転車を買い換えていく時期だと思うんですが、高嶺がもう小さくなってしまった自転車で全力疾走するシーンがありまして、かなり長い時間「ゼエハア」しながらこぐシーンがあったんです。最後の方は高嶺と共にリアルに疲れ果てまして、ちょっとクラっとするような(笑)、過呼吸になりながら演じたので、そんなところも、応援しながら観ていただければと思います。
──視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
坂本 今の普通の日常生活にある「兄妹の形」「家族の形」とかのリアルな部分は、リアルすぎるぐらい描かれています。高嶺も自然で普通の男の子、素朴な演技というものを目指したつもりです。そういったリアルな質感と、ヨヨギのようなキツネが化けて出てくるというファンタジーの要素と、すごく絶妙なバランスで出てくるので、子供が観ても面白いし、大人が観ても、なんだかじわっと心が温かくなるような作品になっています。いろいろな年齢層の方に楽しんでいただけると思いますので、ぜひご覧下さい。
『タカネの自転車』アニマックスにて7月5日21:00より放送!
http://www.animax.co.jp/award08/what.php#takane
(C)A-1 Pictures・アニマックス
2008/6/12 アニ★ロコ
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