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テアトル新宿にて『FREEDOM SEVEN』DVD発売記念・全話一挙上映イベントが行われた。
今回のイベントはオールナイトでの上映だけではなく、『FREEDOM』の森田修平監督、シリーズ構成・脚本の佐藤大氏、脚本・設定協力の大塚ギチ氏のフリートークも上映前に行われた。さっそく壇上に3人が登場すると、まずはシリーズを全部終えての感想を述べた。
森田「ようやく“FREEDOM”になれたかなと。作るのが大変で、自由を描く作品でありながらも、自分が自由を欲しいんだなと。本当にスタッフが頑張ってくれて面白い作品ができて、嬉しく思っています」
佐藤「CMありきのすごく特殊な企画で、森田監督と出会えて面白いフィルムが作ることが出来ました。リアルタイムで人気が出ていくのは初めて体験しました」
大塚「佐藤大さんとは昔からの付き合いで、今回、大さんからお声をかけていただいて、脚本・設定協力を手伝いました。森田監督の人間性に惹かれるところがあって、監督がタケルで、大さんがビスなんで、だから自分はカズマを演じなきゃいけないと思いました」
最初の挨拶が終わると、それぞれ『FREEDOM』製作の依頼が来たときのエピソードを語った。佐藤は最初、制約があるので降りることも考えたが、「人間を描きたい」という森田監督と出会い、一緒に制作する決意をしたようだ。
一方、森田監督は『FREEDOM』スタート時は一人の状態だったが、監督自ら一からスタッフを集めて、平均25歳の元気なスタッフがたくさん参加してくれた。スタッフが元気でなければ元気な作品が出来ないと語っていた。
制作面の話では、CMが先行するなか、DVD版はどれだけ新鮮なものを見せるかを挑戦していたという苦労話も。しかし、最初に佐藤がしっかりしたプロットを作ったおかげで、2年半という長い間で一度も劣悪な雰囲気になったことは無く、制作を重ねれば重ねるほど成長し、“FREEDOM”になっていったことも述べていた。
終盤は、4月に日本科学未来館で行われた佐藤のトークイベントにも参加した『プラネテス』著者の幸村誠と、『家なき鳥、星をこえるプラネテス』著者の常盤陽がサプライズゲストとして登場。
壇上は5人になり、さらにトークはヒートアップ。幸村は「DVD発売日に買い続け、今日のオールナイトイベントの前に我慢できなくて、『SEVEN』を観てしまいました」というくらいの『FREEDOM』好き。そんな幸村の好きなキャラクターは、「隣の星にかわいい子がいるから」という動機で宇宙へ行ったタケルだとか。
幸村を中心に爆笑のトークが続くと、最後は5人から作品の見所と、観客へのメッセージを語った。
森田「作っている人間もこういった劇場では観たことが無いので、それを一番楽しみにしてます。僕自身が観る人になってみようかなと思っています」
佐藤「今日はお客さんの顔を見に来ました。OVAは基本的にお客さんがどういうリアクションをしているか見られないので、みなさんはどんな顔をして見ているのかを今日はしっかり見たいです」
幸村「貫徹してすがすがしく、観てよかった、さっぱりした気持ちになったという第7話です」
常盤「僕は7話を見せてもらおうと来たんですけど、そのためにハンカチを持ってきました。無駄にならなければいいです」
大塚「森田監督含めチームワークが良かった作品です。そして、タケルとはどういう人間なのだろうかと迷うことはなかったです。なぜならタケルのイメージである監督が、自分だったらこうするね、というシミュレーションができていたからです」
以上の挨拶が終わると、サイン入りのシナリオ集、小説、ポスター、そしてオリジナルTシャツが抽選で観客にプレゼントされ、トークイベントは本編上映の前にして盛り上がった。
今回の上映は幻の“プロローグ”から始まり、様々な伏線が繋がっていき本当の意味での完結が観られるということもあって、深夜から朝方にかけての長丁場にも関わらず、立ち見客まで出たくらい『FREEDOM』ファンが多く集まったイベントとなった。
2008/6/16 アニ★ロコ
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