昨年9月に発売されたWindows用ゲーム『Sugar+Spice!』がPS2に移植され、『Sugar+Spice! 〜あのこのステキな何もかも〜』として2008年9月に発売される。本作は、いつでも女の子に告白できる斬新なシステムが魅力の恋愛アドベンチャーゲームで、PS2版では追加キャラクター「七巳灯花(ななみ とうか)」が登場。そのキャラクターを演じるのは、人気声優の池澤春菜だ。
数々の恋愛アドベンチャーゲームにも出演している池澤に、このゲームについての話をうかがった。
――今回、池澤さんが演じられた七巳灯花の第一印象をお聞かせください。
池澤 すごく可愛かったので、私でよろしいんでしょうか?と思いました(笑)。シナリオを読んでいくと、なぜ私を呼んでいただけたのかというのがすごくわかった気がします。たぶん、周囲の方々が私を見ているイメージがここにあると思うんですね。中身は結構ヘタレなんですが、周りから見ると気を張って生きているところや、素直になれないところがあるんだろうなあと。そこがよくシナリオに描かれていたので、「あ、私でいいんだ」と納得しました。
――灯花はお芝居やグラビアもやっているアイドルという設定ですが、池澤さん自身は演技で気をつけている部分はありましたか?
池澤 あんまり考えて細かく作っていくタイプではなくて、絵を見てセリフを口から発声したときに、キャラが降りてきちゃうような感じなので、なるべくその子が入ってくるのを邪魔をしないようにすることですね。そのためには、すごく当たり前なんですが、漢字がスルっと読めることだったり、句読点の把握だったり、そういう障害物をいろいろ取り除くんです。何も考えないフラットな状態で、そのキャラクターが私の口を借りてしゃべってくれるのを待っているような感じで。声に気をつけるということではなくて、自分の中から出てくる気持ちなどを、なるべくそのままの形で出してあげたいなとは思っています。
――灯花というキャラクターの魅力を紹介していただけますか?
池澤 「ツンデレ」とはもうちょっと違うかたちで、私は「シャキデレ」と呼んでいます。お仕事のときや、初めての人に対しては、すごくシャキっとしているんですよ。上から人を見下すんじゃなくて、「私は出来る。だから、あんたも出来るわよね」というような、ちょっと人当たりの強いところがあるんです。でも、だんだん付き合っていくうちに、本当は怖くて不安なんだよというところを少しずつ見せるんです。だから、シャキっとしている部分を、この子にとってはそれが自然なんだなと聞こえるようにできればいいなと思っていて、それがあるからこそ、心を開いたときのちょっと甘えたり、懐くところが、みんなの心の中にすっと入っていくといいなと思います。
――ゲームでは「オトメカイセキ」システムが導入されていますが、池澤さんから見た七巳灯花の「オトメカイセキ」の割合は?
池澤 意地っ張りが70%、負けず嫌いが20%、残り10%が素直なところかな。でも、扱い方を覚えて、意地っ張りのところを突っつくと、すっごい豪華なお弁当作ってきてくれたりするかもしれないし、付き合う相手によって素直なところが増えていくかもしれないし。でも最初は意地っ張りと負けず嫌いと素直で、素直はまだ一番少ない感じかもしれないですね。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
池澤 『Sugar+Spice!』はもともとマザーグースの歌から取られているんです。男の子は蛇と蛙と蜘蛛なんですが、女の子は甘いものやちょっとスパイシーなもので出来ているよ、という歌ですね。たぶん男性ユーザは、女の子って何を考えているのかよくわかんないと思うんですね。なので、一人ずつ、ゆっくりお付き合いをしていろんな会話をしながら、「この子はこういうことを考えているんだ、こういうものが好きなんだ」とちょっとずつ解析していくとそれぞれ個性も見えてくるし、楽しいんじゃないかなと思うんです。だから「フラグを立てる」や「このイベントを起こしてない」といったことより、まずはゆっくりと一人一人の女の子と会話をして、どんな子か知っていただけるといいなぁと思います。
(C)Chuable soft/Alchemist
2008/7/17 アニ★ロコ
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