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【介護離職に備えよ】多い家庭内事故 「親の暮らし」観察を (1/2ページ)

 前回、高齢の親をもつ40~50代は「国や制度がなんとかしてくれる」「ウチの親は元気だから大丈夫」などと甘く考えず、しっかりと備えておくことが大切であると述べた。また、介護離職から身を守るためには、介護と仕事の両立(ワークライフバランス)について情報を収集し、勤務先の介護休業・介護休暇制度などの内容も知っておくべきだと書いた。

 しかし、親自身でさえ、元気で暮らしている間は自分の老後についての不安はわかない。まして40~50代の子世代は、自分が何に備えていいのかもわからないだろう。「親はまだ元気そうだし、何をしていいかもわからない」と言う人も多い。だが、状況を放置しておくことこそ、最大のリスクである。

 まずは帰省時などに、親の暮らしぶりを観察してみることをお勧めする。例えば、以下のようなことはないだろうか?

 (1)食卓に手をついたり、食卓を引いて立ち上がるようになった
 (2)室内を歩くとき、テーブルだけでなく、椅子につかまっている
 (3)壁に手垢が付いている(階段・廊下・玄関の段差など)
 (4)布団を敷きっぱなしにしている
 (5)お風呂に入るのを面倒くさがっている
 (6)買い物に行かなくなった。料理をしなくなった
 (7)買ったものを床に置いたままにしている
 (8)食器を食器棚にしまわず、出しっぱなしにしている

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