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【介護離職に備えよ】デジタルで簡単・快適な安否確認 まずは一歩踏み出すこと (1/2ページ)

 離れた故郷で高齢の親だけが暮らしているという状況は、いまや珍しくない。65歳以上の高齢者世帯は増え続け、2013年時点で2242万世帯と全世帯(5011万世帯)の44・7%を占めている。また、「夫婦と子供」という典型的な核家族は1995年以降減少に転じ、2010年には世帯数1位の座を「単独世帯」に明け渡した。今後も減少の動きは止まらず、50年にはピーク時の半分以下になると推計されている。

 故郷の親が1人暮らしになり、漠然とした不安を持つ子世代は多い。特に、助けてくれる家族が周りにいないことへの不安は強い。そのニーズを見越した「見守り・安否確認サービス」にはさまざまなものがあるが、なかなか軌道に乗っていないのが実情だ。

 そこで私は最近、「YDK」という考えを提唱している。

 「やってみれば(Y)、デジタル(D)、簡単・快適(K)」という言葉遊びだが、デジタル機器を使って親とのコミュニケーションを積極的に取り、お互いの意思疎通や安否確認につなげようというものだ。スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器は「ウチの親には扱えない」と思い込んでいる人も多いだろうが、70代、80代でスマホデビューして使いこなしている親世代も少なくない。

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