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【介護離職に備えよ】冬場に急増!「入浴中の事故死」 ヒートショックに注意を (1/2ページ)

 師走に入り、これから冷え込みが厳しくなる。そこで心配なのが「ヒートショック」だ。冬場に、熱いお風呂から冷えた脱衣室、暖房の効いた室内からトイレなどに移動した際、身体に大きな負担がかかり、脳出血などを引き起こす症状のことを言う。

 高齢の親をもつ世代にとって、このヒートショックは人ごとではないだろう。実際、冬場のヒートショックは圧倒的に高齢者に多い事故のひとつだ。消費者庁の調べによると、浴槽での溺死者数は2014年に4866人だが、この10年間で7割も増加しており、9割が65歳以上の高齢者なのである。

 神奈川県在住のMさん(50代)は、同居している父親がいつまでも入浴から出てこないので様子を見に行ったところ、脱衣所で倒れていたという。発見が早く、命に別条はなかったが、その後、会社の同僚や友人には「親の入浴中には声をかけるべきだ」とアドバイスしているという。

 親世代には風呂好きの人も多いだろうが、冬場は特に気を付けるようにアドバイスすることが事故を未然に防ぐ。対策としては、入浴前に脱衣所や浴室を暖めておくことが第一。暖房の効いた部屋の暖気が風呂場に入るようにしたり、風呂場の窓に断熱効果のある物を貼る、床材がタイルなどの冷たい素材の場合は床にスノコなどを敷くといった工夫が考えられる。

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