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【介護離職に備えよ】親の入居、後ろめたいと思う人に… 「自立型老人ホーム」という選択肢 (1/2ページ)

 「介護離職」は、いまや年間約10万人にも上る。だが、高齢の親をもつ40-50代のビジネスパーソンで、具体的な備えをしている人はほとんどいない。一方で、「高齢の親が、このまま一人で暮らし続けているのは心配だ」と多くの人が考えている。

 私は先日、取引先の人から「親の老人ホームを真剣に考えなければならないが、誰に相談していいかわからない。その際はよろしく」と依頼された。伴侶の死去などでひとり暮らしになった親に対し、老人ホームへの入居という選択肢を考える子供は多い。

 母親が先に亡くなり父親だけになると、まず炊事洗濯、次いで食事や近所との付き合いが不安になる。母親が一人になった場合は押し売りや詐欺、庭の掃除や電球の交換などが心配だ。気がかりなことは尽きない。

 そこで老人ホームという選択肢が上がるのだが、読者のほとんどは老人ホームと聞いて「ウチの親は要介護認定を受けてもいないし、自分(子供)がいるのに入居させてしまったら後ろめたい。親も嫌がるだろう」と思っているのではないだろうか。

 だが、老人ホーム(介護付き有料老人ホーム)には介護型だけではなく、自立型というタイプもある。入居の際、自立(要介護状態ではない)が条件というもので、先々の心配事を早めに解消し、親が安心して趣味などを楽しみながら自分らしい暮らし方を享受できるタイプだ。

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