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【介護離職に備えよ】生涯現役で暮らすためのポイント「健康、安全、生きがい」 (1/2ページ)

 先日、「これからのシニアの暮らし方」というテーマのセミナーで講師をした。参加者は300人以上で、平均年齢は72歳。老後の暮らし方に関心のある親世代の多さに驚いた。

 いまはインターネットでどんな情報でも瞬時に手に入る。情報過多の時代だ。にもかかわらず、「真に信頼できる情報がどこにあるのかわからない」という人も増えているように感じる。

 年金や医療など社会保障の先行きは不安だし、高齢化だけでなく、人口減少も加速していて経済もどうなるかわからない中で、老後の暮らし方を真剣に考えたい人は、これからますます増えるだろう。

 私が講演で強調したのは、生涯現役で暮らすためのポイント。具体的には(1)健康(2)安全(3)生きがい-の3つだ。

 三大疾病である悪性新生物(がん)、脳血管疾患、心疾患(高血圧性のものを除く)の年代別の罹患(りかん)者数をみると、60代から増え始め、70代は男女ともに急激に高くなる。50代くらいまでは病気とは無縁でいられても、70代に入ると誰もが三大疾病に罹患する可能性が高くなるのだ。年齢を重ねるうちに「健康」についての意識は高くなる。

 「安全」については言うまでもない。高齢者を狙った詐欺や押し売りに加え、自動車や自転車での事故、家の中での事故なども高齢になるとリスクはぐっと高くなる。

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