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トヨタに再び“トランプ砲” 「米国に工場建設しなければならない」 雇用貢献アピールも… (1/2ページ)

 トランプ米大統領が、トヨタ自動車に米国内での工場建設を再び迫っていたことが分かった。ミシガン州デトロイトで15日に開かれた大手自動車幹部との会合で、出席したトヨタ幹部に対しトランプ氏が「ここに工場を建設しなければならない」と要求した。トランプ氏は1月にもトヨタの新工場の建設地について、メキシコから米国に変更するよう同社に迫っており、トランプ氏の“口撃”をトヨタがかわせずにいる。

 会合には米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のバーラ最高経営責任者(CEO)ら日米欧韓の大手自動車の幹部がそろって参加。トランプ氏は、各社に米国生産を求めるなかで、特に北米トヨタのレンツCEOに対して工場建設を要求。「困難なことを言っているのは分かっているが、ここに建設しなければならない」とも訴えた。

 トランプ氏は1月にツイッターへの投稿で、トヨタのメキシコでの新工場建設計画で「米国に工場を造るか、巨額の税金を払うかどちらかだ」と批判。その時は数日後に豊田章男社長が今後5年間で米国に100億ドル(約1兆1300億円)を投資すると発表。その後も米国で雇用に貢献していることをアピールしてきたが、トランプ氏には響かず再び矛先を向けられた格好だ。

 今回のトランプ氏の要求について16日、東京都内で記者団の取材に応じたトヨタの福市得雄専務役員は「今後どうなるか分からないので注意深く(今後の発言を)見守りたい」と述べた上で、米国でのトヨタの雇用に対する寄与度や投資計画を粘り強く訴え続ける考えを示した。

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