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【介護離職に備えよ】「人生100年」時代へ!生活費以外の資金も視野に (1/2ページ)

 日本人の平均寿命が世界でトップクラスであることはご存じだろう。厚生労働省の調査によれば、女性が86・99歳、男性が80・75歳(2015年)となっているが、平均寿命はこれからも伸び続け、60年には女性は90・93歳、男性は84・19歳になると推測されている。

 戦後すぐの1950年の男性の平均寿命は58歳で、女性でも61・5歳だった。ここ60年ほどの間に約25年伸びているのだ。

 つまり、かつては「親の介護」は社会問題になりようもなかったが、現在は70歳を過ぎても「親の介護」をしている、という人が珍しくない時代に入っているのだ。

 そんな状況でありながら、生産労働人口は年々減少を続け、いずれ1人の若者が1人の高齢者を支える時代がやってくる。年金の先行きも不透明で、介護保険も軽度要介護者のサービスは抑制される傾向にあることを考えると、本当に安心して暮らしていけるのか不安な人も多いだろう。

 最近、筆者の会社にも「老後の資金の相談」に来る人が増えている。40代から70代まで幅広いが、相談を受けているファイナンシャルプランナーによると、「今や『人生は100年』と考えて、お金のことを考える必要がある」という。前述の平均寿命の伸びを考えれば当然のことだろう。

 だが、年を取るということは、さまざまなリスクを抱えることでもある。生活費のほかに、病気や介護への備え、亡くなった後のお金まで視野に入れておく必要がある。

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