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【住まいの処方銭】空き家を「多世代共生」住居に 地方なら「お試し移住先」として活用 (1/2ページ)

★これからの暮らし方(2)

 空き家などを「シェアハウス」に転用し、資産としてよみがえらせる手法がある。

 東京都内の閑静な住宅地に建つシェアハウス。1975年築、建物面積約42坪の一軒家だ。庭には季節の花が咲き、四季折々に目を楽しませてくれる。

 オーナーは空き家になったあと、賃貸にしようと1カ月28万円で募集した。だが、借り手は現れない。しばらくして26万円に下げたものの、状況は変わらなかった。

 そこで2011年、事業者に依頼し、一室ずつを貸し出すシェアハウスに転用することに。すると、短期間に5室すべての入居者が決まり、満室となった。

 家賃は部屋の広さによって6万2000円~7万7000万円。順調な運営が続くため、オーナーは最近、事業者との間で5年の契約を更新している。

 良質なシェアハウスの供給をサポートする(一社)日本シェアハウス協会(東京都杉並区)の会長、山本久雄さんは「シェアハウスは都市部が多いのですが、地方であれば、お試し移住先などとして活用する方法があります」と話す。

 一方、シニアが居住するケースはどうか。最近では、シニアが入居できるタイプが増えた。介護施設ではなく、元気な人が対象だ。定期借家契約の場合は、退去時期も考えておきたい。

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