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カールだけじゃない これから消えそうなメジャー菓子も (1/2ページ)

 明治は、スナック菓子の「カール」を9月以降西日本のみで販売すると発表。“カールおじさん”でおなじみのカールは、東日本から消えてしまうのだ。

 カール販売終了の原因として、「消費スタイルの変化」「PB商品の増加」「高級化」といったものが挙げられている。そして、その問題がカールだけのものではないということもわかる。

 実はカールのほかにも、すでに販売を終了しているロングセラー商品は少なくない。その1つが明治の『サイコロキャラメル』。サイコロのデザインの赤白の紙箱のなかにキャラメルが2粒入っていて、食べ終わったらサイコロを投げて遊べる、昭和世代にはおなじみのお菓子だ。1927年に販売が開始され89年ものロングセラーだったが、昨年その歴史に静かにピリオドを打った。

 また、カールと同時にひっそりと生産中止が決まっていたのは『ピックアップ』(明治)。8月中をメドに生産を中止すると報じられた。

 こちらも1970年生まれのロングセラー商品であり、ネットでは「カールよりつらい」と熱心なファンによる悲嘆の声があふれた。ただ今後、ファミリーマート限定版の販売は続くとのことでひと安心だ。

 ほかにも1996年には『ぬ~ぼ~』(森永製菓)、2015年には『ポポロン』(明治)、といった人気者が“帰らぬお菓子”となった。

 コンビニ研究家の田矢信二さんはこの先、「第二、第三のカールショック」が発生することを危惧する。

 「カールの発売中止がこれだけの大ニュースになったので、他メーカーが“ウチもやろうかな”と続くのが怖い。たとえば食品がメーンの企業でもお菓子を出しています。主力商品がお菓子ではないのに定番菓子のあるメーカーは、商品を絞り込む可能性があります」

 1つのキーポイントとなるのは「コンビニの動向」だ。生存競争の厳しいコンビニで棚を死守することは、お菓子にとって生き残りの絶対条件。事実、業界最大手の『セブン-イレブン』は2015年秋に『カール』の店頭販売を実質的に打ち切っていた。

NEWSポストセブン
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