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知らなきゃ損する仲介業者が使う騙しの手口 売主焦らせ安値で再販業者に (1/2ページ)

 よくマイホームの購入は「一生に一度」と言うが、私が周りを見ている限り一度の人は少数派だ。たいていが2度3度と買っている。

 住宅を2軒や3軒も保有する資力のある人は少ないから、新しい住まいを買うとそれまで住んでいた家を売ることになる。

 実は、中古マンションを市場価格で買うことはたやすいが、相場通りに売ることは難しい。普通に売ろうとしても仲介業者にうまくだまされてしまうことが多いのだ。

 例えば、相場通りなら4800万円で売れるマンションがあったとする。売主さんがネット上の「一括査定」を利用する。すると大変なことになる。業者からバンバンと電話がかかってくる。「当社が一番高く売ってみせます」というアピールだ。

 それで、一番高い査定を出した業者に頼む。「専任契約をお願いします」と迫られる。専任とは、その業者を通してしか売却できない契約だ。

 仮に、その業者が「5300万円で売れます」と言ってきたとしよう。売り出し価格は査定通り5300万円だ。

 ところが、売り出しから2週間たっても2カ月たっても案内すら入らない。業者は言い訳をする。

 「査定をした時と比べて、市場環境が厳しくなっておりまして…」

 仕方がないので売り出し価格を5100万円まで下げてみる。それでも問い合わせが入る程度。

 最初の売り出しから4カ月が経過した。売主も焦りだす。そこで業者から連絡が入る。

 「案内が入りました」

 やってきたのは、妙に手慣れた輩。さっと住戸内を見渡して短時間で引き揚げた。

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