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バイオ株人気で急騰「トランスジェニック」 グループ会社、がん遺伝子解析開始

 バイオ株の値動きが好調だ。8日の当欄で取り上げたアンジェスMG(4563)をはじめ、値を飛ばすバイオ関連銘柄が続出している。どうやら、現在はバイオ系の材料に反応しやすい相場になっているようだ。

 創薬向けマウスの作製を手掛けるトランスジェニック(2342)もまた、その流れに乗った銘柄の1つ。グループ会社ががんの遺伝子解析を開始すると発表し、株価が急伸している。某大手掲示板では、この材料の業績寄与を否定するソース不明のリポートについて、売り方と買い方の間で喧々囂々(けんけんごうごう)の騒ぎに。バイオ関連は2013年にも一度大相場を形成した経緯があり、現状を大相場の初動と見るトレーダーがいるようだ。

 子会社の不適切な会計処理が発覚した富士フイルムホールディングス(4901)。損失額が小規模なことや、これ以上の損失拡大がなさそうなことから、同じ不正会計問題で株価が半値以下に暴落した“東芝ルート”は避けられそうだ。ネット上では、「すぐにV字回復派」と「ジワジワ下げ続ける派」で意見が分かれていた。 (新井奈央)

 【2017年6月15日発行紙面から】

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