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大阪取引所の夜間再延長を検討のワケ 投資家に人気…東証でも!?

 大阪取引所(旧・大阪証券取引所)が日経平均先物の夜間取引時間を午前3時から5時半へ延長し、7月で1年を迎える。この間、取引所の期待通りに夜間の売買が活発化しており、取引時間を午前6時か6時半に再延長する方向で検討が進んでいるもようだ。

 旧・大証はかつて夜間取引に消極的だった。「反対を唱える労組に経営陣が押されていたため」との声もある。

 しかし、ネット証券などの強い要望に押されて夜間取引を始めると、投資家の人気を集め、5月は先物やオプション売買の4割を夜間取引が占めた。米国株の史上最高値更新を見て、日経平均先物を買う投資家が多かったという。

 先物で夜間取引が盛り上がると、東証での現物株取引の時間延長論も再浮上してくる。現在は午後3時で取引終了だが、これは伝票処理が手作業だった時代と同じ。

 サラリーマンが株取引をするには、上司の目が届かない職場のトイレで「トイレ・トレーダー」にならざるを得ない。東証はいつまでも「夜間取引の需要が確認できない」では逃げられないだろう。

 【2017年6月26日発行紙面から】

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