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【株式フジ】「働き方改革」「人手不足」で追い風、一段高の様相見せる「人材関連株」 (1/2ページ)

 先週の当欄で、下げ止まりの動きが見られるとした「任天堂(7974)」は7月5日終値3万5420円→7月11日高値3万6780円まで上昇、同時に出直りの動きを見せているとした「SUMCO(3436)」も7月5日終値1680円→7月12日高値1835円と急伸しました。このところの東京市場はやや狭い範囲の物色が続いています。グロース(成長)株の動きが一服すれば、バリュー(割安)株が買われ、高値追い銘柄が一服すれば、出遅れ銘柄にというように移り変わっています。冒頭に挙げた「任天堂」「SUMCO」は先週時点では一服、もしくは出遅れていた銘柄でそれを狙う作戦がうまくハマった格好です。

 株式市場の物色の流れは短期間で変化することも多く、いつも同じ銘柄を見ているわけにはいきません。仮に「これは超好業績銘柄だ」と思える銘柄があったとしても、物色の流れの圏外に置かれるときがあり、逆に「この銘柄の先行きは厳しい」とされる銘柄があったとしても、大きく売られた後は、出直る(=株価が上昇する)ことがあります。「流れ」に乗ることを基本としていくことになります。

 アメリカではまた「ロシアゲート疑惑」に動きがあります。トランプ大統領の長男が、昨年の大統領選挙期間中にロシア人弁護士と会っていたというものです。続報が出た際、アメリカ株が瞬間的に下落するシーンもありました。このことはマーケットが「ロシアゲート疑惑」をまだまだ気にしている証左でもあります。このほかECB(欧州中央銀行)の金融緩和終結へのスケジュール、FRB(米連邦準備制度理事会)の資産圧縮に向けた動きもマーケットに影響を与えるものとされています。いずれも個人投資家は報道によってしか動きを知ることができないものです。いつも以上にニュースを気にしておきたいと思います。

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