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《zak女の雄叫び お題は「山」》楽をすることと効率的な働き方をすることを混同しているのが問題だ (1/2ページ)

 一昨年末に広告大手の電通の新入社員だった高橋まつりさんが過労自殺したことを受け、世間では政府が議論を進めたり、企業が労働時間の短縮を進めるなど働き方改革が進んでいる。ところが、その一方でこんな疑問の声があちらこちらで出ている。

 「休め休めっておかしくないか?」

 最近の働き方改革は労働時間を減らすことや休日を取ることに注目されがちだ。そんなに風潮に異論を唱える人たちが出ている。たしかに休めばいいというものではない。最近の働き方改革は働くことに対して後ろ向きな印象さえ与える。

 しかし、働くことというのもそもそも、大げさなことを言うと、社会のため誰かのため、世の中をより良くするためにすること。本来、働くということは崇高なことでもあると思う。

 そんななか、そういった疑問を晴らすような言葉を発したのが日本電産の創業者の永守重信会長兼社長だ。

 「働き方改革は、目的ではなく、生産性を上げて利益を改善するための手段だ」

 労働時間の短縮や休むことにばかり注目されがちな世の中の論調に、一石を投じるこの発言。現在の業務をより効率的な働き方に見直すことの重要性を強調している。

 永守社長はかつては「元日しか休まない」と語っていたモーレツ経営者。しかし、2016年に大きく舵を切り替えて、「残業ゼロ」を目指し、効率を上げるための取り組みを進めてきた。

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