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【家電の世界】東京電力パワーグリッド、電力使用データから新サービス創出へ 料金プランの設定から孤独死防止まで応用広がる (1/2ページ)

 東京電力パワーグリッドが、既存の家電製品を活用しながら、それらの機器の使用データを収集し、新たなサービスを創出するための実証実験を8月1日から開始した。

 ロボット犬として人気を博したAIBOの開発および商用化に携わったメンバーを中心に、ソニーからスピンアウトして設立されたベンチャー企業のインフォメティスが開発した技術を活用することで、分電盤に専用センサーを1個取り付けるだけで、現在、使用している家電製品の使用状況などがリアルタイムでわかり、その状況を、スマホなどに表示することができる。

 現在、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機、ドライヤー(熱源機器)の8種類の家電機器を分類して電力使用量を計測することができる。10年前に購入した古い家電製品も、個別にセンサーをつける必要がなく、使用状況をデータとして収集できる。

 たとえば、家族が帰ってきて、テレビとエアコンのスイッチを入れると、テレビ特有の電気の波形と、エアコン特有の波形をそれぞれ認識し、テレビを見たり、エアコンを利用していることがわかる。

 ここから収集されるデータは、さまざまな応用が期待される。

 たとえば、電力の消費情報から、より効率的な使い方をアドバイスする省エネコンサルティングサービスや、電力の使い方をもとにした最適な料金プランの紹介。使用状況から家電製品の寿命などを予測した買い替え提案が可能だ。

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