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【新・兜町INSIDE】安値拾いの場になる? JPX400入れ替えで除外企業30~40社に注目

 7日大引け後、JPX日経400指数の定例入れ替えが発表される。企業不祥事への投資家の目が一段と厳しくなっているため、今年は新規採用より除外銘柄に注目が集まりそうだ。

 JPX400は採用基準に株主資本利益率(ROE)や企業の内部統制などを加え、公的年金も運用指標に採用している。それだけに、除外された銘柄には機関投資家の売りが予想される。

 除外が予想されるのは30~40銘柄。大方は時価総額の減少や売買代金の低迷などが除外の理由だ。ただ、不適切な会計処理が判明した富士フイルムホールディングス、沖電気、電通などは内部統制の「重要な不備」による除外が予想される。

 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が企業統治などを重視するESG投資を掲げるなど、世は企業統治ブーム。除外企業は肩身が狭いだろう。

 ただ、不適切会計自体は全容が開示されている。JPX400除外を受けた機関投資家の売りは理論上、今月末に集中するので安値拾いの場になる?

 【2017年8月2日発行紙面から】

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