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【「01」発想講座】AI採用企業でどう働くか 覆面面接官が突きつけた質問「ピコ太郎をどう思いますか?」のウラ (1/2ページ)

 各企業で新入社員の採用面接が続いている。僕も2社の企業から頼まれ、覆面面接官をつとめた。

 面接官を依頼されたのは、最近出した著書がきっかけだ。『くぼたつ式思考カード54』シリーズ(インプレスR&D、Amazonオンデマンド)として、『新しいことを考え出す知恵と技術』『ライフスタイル編 今日から始めるアイディア発想型生活術』『モバイルワーク編 超身軽! スマホ1台でできる創造的仕事術』の3冊を出している。

 『新しいことを…』はAI(人工知能)を使いこなす思考方法、『今日から始める…』は日常からアイデアのヒントを得るライフスタイル、『スマホ1台で…』はスマートフォンだけでアイデア出しからビジネス化する方法をそれぞれ紹介したものだ。これを読んだ採用担当者から「著書に書いてあることができ得る人材を探してほしい」と面接官を依頼されたのだ。

 先見性のある経営者は近い将来、AIが業務に採用された場合に備えることを考えている。そのため、新しい時代の業務に対応できる人材を今のうちから確保しておきたいという事情もある。

 さて、面接で僕は新入社員候補に「ピコ太郎をどう思いますか?」と質問した。ほとんどの受験者が「楽しいと思います」とか「庶民に受け入れられるエンターテインメントだと思います」と答えるにとどまった。

 そこで、さらに質問を追加した。

 「たった1人で自分の衣装を考え、作詞作曲して自分の振り付けで踊ってみせ、スマホで動画を撮り、YouTubeにアップした。それだけで、無名の人間でもインターネットを使ってやりたいことをやれば世界が絶賛することを実証してみせた。スポンサーも金もキャリアも設備もなく、それでも一夜にして世界中を笑いの渦に巻き込んだわけだが、君はそれをやろうとは思わないのですか?」

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