記事詳細

【住まいの処方銭】室内の“危険”からネコを守る 熱中症、スリップ…リフォームで安全対策を

★ネコに優しい住宅(3)

 都市部のネコは室内飼いが一般的となっている。一級建築士でネコ専門のポータルサイト「ネコアイランド」を運営する清水満さん(東京都渋谷区)は、「ネコを外に出すと感染症や交通事故に遭う危険性が高まる」と話す。ただし、室内でも危険な個所がある。リフォームで安全対策をする方法がある。

 ■脱走防止

 清水さんが一番に挙げるリスクが脱走だ。「ドアや窓を開けたら逃げた」という例は少なくない。清水さんが手がけた脱走防止例として、戸建て住宅のベランダ部分を囲ったものがある。ネコがひなたぼっこできて、くつろげる。窓や室内に柵をつくる方法も。扉や窓を開けっ放しにしないなど、飼い主側も気をつけて。

 ■整理整頓

 電源コードをかじって感電することがある。配線カバーなどで保護を。ひもやおもちゃを飲み込むことも。整理整頓したい。

 ■暑さ対策

 ネコも熱中症になる。時間帯によりネコが移動でき、快適に過ごせる場所を複数、用意。

 ■スリップ対策

 フローリングなどで滑ることがある。ペット対応のカーペットを敷いて滑り止めを。清水さんがリフォームした例では、ネコの特性を理解した上で、ガラス製のキャットウォークを設置した。肉球が見えてうれしいが、ネコによっては滑ってしまうことがあるので、その場合にはガラスの上に滑り止めシートを敷くなど、走らないような対応をしよう。

 ■運動

 運動不足にならないように上下や室内を回遊できるキャットウォークもつくりたい。 (不動産・住生活ライター 高田七穂)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう