記事詳細

【介護離職に備えよ】変化する医療制度、時代に合わない保険の見直しを 入っている安心感での“放置”が一番危険 (1/2ページ)

 「保険見直しショップ」というビジネスが一般的になって久しい。自分や自分の家族の保険について関心が高まっていることの現れだろうが、離れて暮らす親の保険まではわからないという人も多いだろう。

 ここ10年ほどで、社会背景や医療現場の常識は大きく変貌した。保険についても同じだ。高齢の親が若いころに入った保険には、現代の医療の現状に合致しない部分が多々ある。保険は「入っているから安心」ではなく、短期的に見直しが必要だということだ。

 例えば、いざという時に頼りにしたい医療保険。「加入しているから大丈夫」と思っているだろう。ところが、「若い時から保険料を払い続けていたのに、ほとんど保障してもらえない」という中高年が増えている。

 筆者と一緒に仕事をしているファイナンシャルプランナー(FP)によると、何十年も加入していたにもかかわらず、いざ使おうと思ったら入院給付金がほとんど出なかったとか、保障対象外だったというケースが多く、慌てて見直しを考える人が増えているという。

 かつての医療保険は、通院よりも入院の保障が手厚いタイプのものが主流だった。そのため、入院日数の短期化が進んでいる今の医療の現状に適合しなくなっている。入院5日目から保障開始というタイプも多く、今の医療制度では、実質的にほとんど保障されない保険も少なくない。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう