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駅弁定番「いかめし」緊急値上げで美人三代目直撃 世界的に不漁、苦渋決断ウラに「最近では原価割れ」 (1/2ページ)

 北海道の駅弁として全国的な人気を誇る「いかめし」が20日以降、650円から780円に値上げされた。製造・販売を手がける「いかめし阿部商店」(北海道森町)の三代目で、フリーのアナウンサーとしても活躍する今井麻椰(まや)さん(27)を直撃。値上げに至った真相とは-。

 全国の百貨店の物産展でも大人気の「いかめし」が76年の歴史で初の100円を超える大幅値上げに踏み切るというニュースはNHKをはじめテレビ各局で大きく伝えられた。ただ、日本近海でイカの漁獲量が減少していることと結びつけた報道も多く、一部で誤解も生じているという。

 今井さんは「うちは以前からいかめしの味に合うニュージーランド産のイカを輸入しています。会社が北海道にあるので、多くの方から『材料には北海道産を使っていると思っていた』という反応がありました」と戸惑った様子だった。

 値上げをせざるを得ない状況が生じたのも「最近のことではない」と今井さんは続ける。

 「ニュージーランドで大地震があった2011年頃から獲れる量が減り始めて値段が高騰し、最近では原価割れすることもあったんです。海外産というと安いイメージがあるかもしれませんが、決してそうではなく、今回、値段を上げざるを得なくなりました。イカは世界的に不漁が続いていましたが、ここにきてついに日本の海でも獲れなくなってきたのか、という思いです」

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