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【今日から始める10万円株】“攻めのディフェンシブ”で柔軟に対応 サンヨーホームズ、JBRなど

 地政学的リスクの高まりを受けて株式相場が急落している。この急落を「単なる一時的な調整」と見るか、本格的な下落局面入り口と見るかによって今後の投資戦略が大きく変わってきそうだ。しかし、今回は「北朝鮮がグアム周辺にミサイルを撃つか」「米軍が反撃するか」という自分の判断ではどうにもできない要素が相場浮沈のカギを握っているだけに、はっきりとどちらかを選ぶのは難しいかもしれない。

 そこで、今回はディフェンシブ系の10万円株を紹介したい。ディフェンシブといっても、従来の電力株や薬品株などではなく、成長が期待できる建設やサービスなどの内需関連だ。格好つけるなら“攻めのディフェンシブ”とでも言うべきか。

 まずは、近畿地方中心に住宅建設を手掛けるサンヨーホームズ(1420)。首都圏進出によって高額物件の取り扱いが増加しており、利益率が上昇。保育や介護施設の建設事業も急成長している。また、和歌山北部の100万m2超の土地で進めようとしている街づくり事業も興味深い。業績は好調で、来期には2014年の過去最高益をとらえそうな勢いだ。株価は8月14日現在で635円。6万円超で買える。

 日常生活のあらゆるトラブルに電話一本で対応する「生活救急車サービス」を展開するジャパンベストレスキューシステム(2453)。会員数、加盟店とも順調に伸びているほか、M&Aを活用して業容を拡大する方針を掲げている。株価は足元で急騰しているが、いまから買っても十分間に合うだろう。1単位4万円程度で購入可能。

 タクシーやバスなどの配車・運行システムを開発しているモバイルクリエイト(3669)。現在、米国発のタクシー配車アプリ「Uber(ウーバー)」が世界中のタクシー業界を席巻しているが、日本だけはなぜか普及が進まない。厳しい規制や業界団体の強烈な反対があるからだ。同社はスマホでタクシーを配車できる「らくらくタクシー」を開発。今後、日本国内ではガラパゴス的に同社の配車アプリが普及する可能性があるだろう。株価が400円を割り込み、購入単価が4万円未満と買いやすいのもポイント。 (吉田礼音)

 【2017年8月16日発行紙面から】

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