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【最強!!バフェット流投資術】競争に優位な“マーケットメーカー”の「まんだらけ」 個人間売買の発展も、重要な役割変わらず (1/2ページ)

 まんだらけ(2652)といえば、インターネット上に公開した万引犯の顔のモザイクを「外すか、外さないか」で、世間を騒がせたことを覚えている読者も多いと思う。万引は憎むべき犯罪行為だが、インターネットで犯人(容疑者)をさらし者にすることの是非は大きな議論となり、話題をさらった。一般的な基準で考えると、かなり過激な行為だとも思うが、意外に周到な計画を立てていたのかもしれない。

 まんだらけは、その名のとおり「マンガ専門古書店」とされるが、実際にはマンガ以外の多様なマニアグッズも取り扱っており、前記の万引犯が盗んだのも鉄人28号のフィギュアだったそうだ。

 まんだらけの「歴史」についてはぜひ『まんだらけ風雲録』(太田出版)を参照いただきたい(とても残念なことに、現在絶版になっているがアマゾンやまんだらけで? 中古本を入手できる)。

 発展の過程で、当時は相場が確立していなかった漫画本に対し、初めて適切といえる価格設定を行い、古書としての取引を確立させたのはブックオフと同じ発想のビジネスモデルだ。また、通販用に写真目録「まんだらけ漫画目録」を作成したのも画期的なことである。その結果、これが古本漫画取引相場の基準となる。このように「業界標準」となった企業はいわゆる「マーケットメーカー」であり、業界に強い影響力及ぼすことができるという意味で「競争優位」に立つ。

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