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【新車毒味】もうちょい“特別感”欲しかった!? トヨタのバカ売れ車種に追加モデル登場

★トヨタ・アクア「クロスオーバー」

 これで十分売れちゃうから仕方ないんでしょう! とはいえ、小沢的には少々ガッカリ気味な注目の新型追加モデルが登場した。その名もトヨタ・アクア クロスオーバー。

 ご存じトヨタのバカ売れコンパクトハイブリッドの派生車種で、本体もデビューしてはや6年。そろそろ本格的なテコ入れをとビッグマイナーチェンジ。自慢の1・5リッターハイブリッドの制御を見直し、部分的に軽量化なども施して最良モード燃費は37km/Lから38km/Lにアップしてクラストップに。

 同時に外観をイジり、いまどきの背高SUVルックを得た追加モデルがこのアクア クロスオーバー。フロントマスクはマイチェン版アクアがすべてそうなのだが、鉄板形状を変えてまでライトをよりセクシーな流し目形状に改良。

 その上クロスオーバーはツケマツゲ風フォグランプ付きの専用バンパー&グリルや専用樹脂フェンダー&ルーフモールをまとい、専用16インチアルミホイール&タイヤなども備えて車高を約5センチアップ。微妙にワイルドにはなっている。

 しかし足回りのバネ&ダンパーはノーマルと同じだし、内装も基本はトップグレード「G」と似たり寄ったりでさほど特別感なし。言わば“なんちゃってクロスオーバー”であり、ワイルド仕様なのだ。

 確かにモード燃費は普及グレード同様33・8km/Lから、34・4km/Lに上がっているものの、もうちょい変化が欲しかったのも事実。

 人気のアクアだけにこれだけイジれば、販売促進には十分なのだろうが、今後このクラスのクロスオーバーはブームになる可能性アリ。アクアが先鞭を付けてもよかったんじゃないの? と思う今日この頃なのである。(自動車ジャーナリスト・小沢コージ)

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