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【ネット騒然銘柄】通信障害でネット上で楽天への批判噴出 「テリロジー」は思わぬ恩恵

 ネットトレードが当たり前となっている世の中。特に超短期で頻繁に売買を重ねるトレーダーにとって、通信環境はもはや水や空気と同じくらい大事な命綱になっている。25日午後、ネット通販大手の楽天(4755)傘下の楽天証券などで通信障害が発生した。トレードソフトはもちろん、ホームページ上での売買注文にも支障が出ていたもようだ。

 夕方には復旧したが、マーケットは大引け済み。後に原因は米グーグルにあったことが判明したが、ネット上では「復旧おせーよ」など楽天への批判が噴出していた。

 通信障害はネット証券にとどまらず、幅広い業界に拡大したが、これで思わぬ恩恵を受けたのが情報セキュリティーを手掛けるテリロジー(3356)。25日は一時14%超も株価が急騰した。同じく情報セキュリティーのセキュアヴェイル(3042)も急騰した。

 楽天といえば、プロ野球の楽天イーグルスは8月に入って調子が上がらない。通信障害について楽天証券側に責任はなかったが、打線もネットもつながりが大事といったところか。(新井奈央)

 【2017年8月29日発行紙面から】

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