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【介護離職に備えよ】集音器とは別物!親の補聴器選びは慎重に (1/2ページ)

 親が高齢期を迎えた夕刊フジの読者の中には、親の「聴こえ」に支障を感じている人はいないだろうか? 中には親に補聴器を買ってあげた人もいるかもしれない。

 筆者の知人にも故郷の親に補聴器をプレゼントした人がいる。だが、送ってあげたにもかかわらず、この夏帰省してみたら使っておらずショックを受けたという。

 送られた親御さんは2-3回装着してみたが、あまり効果を感じられなかったことから、面倒くさくなって放置していたそうだ。

 筆者は常々、親と会話していて「耳が遠くなったな」と感じたらそのまま放置せず、なるべく早く対処すべきだ、と指摘している。ただ、先の知人が「補聴器」だと思って買ったのは「集音器」で、補聴器ではなかった。

 通信販売などで安価に売られている補聴器(らしき機器)を見かけた人も多いだろう。だが、通販広告に掲載されている製品は補聴器ではなく集音器である。

 補聴器は薬事法で医療用具に分類されており、購入前、購入後の(個人の聴力に合わせた)聴こえの調整や定期的なメンテナンスなど、販売店サイドの専門性やアフタフォロー体制が必要だ。一方、集音器は医療用具ではないので、製造も販売も特に制約はない補助機器である。

 雑誌などの通販広告で、集音器であるにもかかわらず、「補聴器」とうたっている製品を筆者もよく見かける。知見がない一般の消費者だと、集音器を補聴器と勘違いしてしまうのも無理はない。

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