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【「01」発想講座】スマホを使いこなすことが「幸せな老後」を送る最低条件なワケ (2/2ページ)

 仕事の相談や連絡、アイデア出しはSNSでこなし、原稿を書き上げたら電子出版、自作作品はYouTubeでネット販売する。面倒くさい外国語の勉強はパスしても、海外では笑顔と自動翻訳アプリがあればコミュニケーションはばっちりだ。

 ITは老後の遊び方も豊かにする。友人・知人とはSNSで連絡を取り合い、時には近所の居酒屋に行って一緒に飲んで笑う。テレビは見ない。ネット検索して、仮想現実の中で見知らぬ世界をのぞきまくる。興味がわけば飛行機に乗ってそこへ行く。

 もうじき人工知能(AI)がわれわれの日常に存在するようになる。AIは老人にとっては話し相手であり、家電品などを通じて生活のサポートもしてくれる。毎日、血圧などの体調を各種センサーが測り、病院やかかりつけの医師のもとにあるAIと連絡を取ってくれる。AI同士のやり取りなので、普段は人がやり取りする必要はない。異常があるときだけ、医師の診察を受ければいい。

 身体が弱っている老人にはゲリラ豪雨や猛暑、ミサイルやテロ、経済の先行きなど不安要素は多いが、スマホが強い味方になってくれる。スマホの天気予報アプリは天気や温度だけでなく、熱中症予防や大雨の警告を発してくれる。Jアラートも受け取るし、AIが分析した経済変動予測や資産運用方針などもスマホで確認できるようになるだろう。もちろん、今後は老人専用の危険予測と回避対策の情報提供サービスも充実してくるはずだ。

 いまからでもいいから、日常生活にスマホを使いこなすことが大切。それが幸せな老後を送るための最低条件となる。(久保田達也)

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