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【西村剛の勝負銘柄】金融機関の業務受託が大幅増、業績予想の上方修正も期待 「エスクロー・エージェント・ジャパン」に注目 (1/2ページ)

 北朝鮮が3日、6回目の核実験を強行したことで、日経平均株価も一時、軟調に推移しました。円相場も109円台まで円高に進みました。 先月29日には、北朝鮮による弾道ミサイルが日本上空を通過しており、地政学リスクへの懸念が改めて高まっています。

 国際的な圧力が高まるなか、北朝鮮は今後、どんな手段を講じてくるのか。引き続き、株価が調整を余儀なくされるリスクに注意が必要です。

 このような相場環境では、外部要因の影響を受けにくい中小型株に注目する戦略が有効です。特に、業績好調な中小型株は軟調な環境でも逆行高する期待が持てます。

 そこで、私が注目したのは『エスクロー・エージェント・ジャパン』(6093)です。同社は、金融機関からの業務受託や不動産の事務代行を手掛けています。同社を「好調な事業環境を追い風にして、中長期の業績拡大が期待できる」銘柄として注目したいと考えます。

 直近発表した第1四半期決算は、売上高10億600万円(前年同期比+55・8%)、営業利益3億6500万円(同+97・6%)、当期純利益2億7600万円(同+129・3%)と大幅な増収増益を達成しています。柱の業務受託の需要が大きく増加したことが要因です。

 日本銀行のマイナス金利政策導入で、新しく金融機関から借り入れを行い、過去の住宅ローンを完済する「借り換え」の需要が高まっています。このことを受け、金融機関から住宅ローン融資関連業務の受託が増加しています。

 また、相続税の基礎控除引き下げで課税対象者の増加が見込まれており、相続不動産売却に伴う同社サービスへの引き合いも強まると考えます。第1四半期時点で、通期業績予想に対する営業利益の進捗率は、39・3%と前年同期の34・6%を上回る水準です。

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