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【介護離職に備えよ】「庭の手入れ」も親には大問題 家事代行などのサービス教えてあげるのも親孝行 (1/2ページ)

 先日、80代後半の女性から「老人ホームへの入居を検討しているので相談したい」というお手紙をいただいた。

 その方は東京郊外の一軒家に一人暮らしで、弊社スタッフからの電話に「庭の手入れ(草むしりなど)が難しくなったため、老人ホームへの入居を考え始めた」と答えたという。

 私は、「なるほど、今年は猛暑や長雨で体調も崩しやすかったし、高齢の女性が広い一軒家の庭の手入れは身体的に辛くなったから、入居を検討しているのだな」と何の疑問もなく思った。ところが、スタッフの話を詳しく聞くと、少しニュアンスが違っていた。

 単純にご自身が辛くなったからだろうと思っていたのだが、実際には庭の手入れができないことで、近所の目、つまり、「あの人は庭の手入れもしない」=「だらしがない」と見られるのが辛いので、老人ホームに入居したいということらしかった。

 いまや、お墓参りだって代行してくれる時代だ、草むしり程度であれば、家事代行業者でも便利屋さんでも、お金を払えばやってもらえる。

 しかしながら、この方は自身ですべきことを他人に任せることや他人を家に入れることに抵抗感があるのかもしれない。あるいは、そのようなサービスを知らないのかもしれない。

 だが、こうしたサービスを利用することも、親が抱える課題のひとつの解決方法だし、親世代が知らないなら、子世代が教えてあげるのも親孝行だろう。

 また、親自身に抵抗感があるのなら、子世代が業者を見極めてあげる必要もあるだろう。

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