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東証4カ月半ぶり安値 円高嫌気、北朝鮮警戒

 8日の東京株式市場は円高ドル安を嫌った売り注文が出て、日経平均株価(225種)は反落した。北朝鮮が9日の建国記念日に合わせて一段の挑発行動に踏み切る恐れがあると警戒された。終値は前日比121円70銭安の1万9274円82銭で、約4カ月半ぶりの安値を付けた。

 東証株価指数(TOPIX)は4・70ポイント安の1593・54。出来高は約18億6000万株。

 外国為替市場では北朝鮮の核・ミサイル問題やカリブ海の大型ハリケーン「イルマ」への懸念から円買いドル売りが優勢だった。円高に伴って国内企業の業績拡大期待が後退し、幅広い業種の銘柄が売られた。

 欧州中央銀行(ECB)の金融緩和縮小観測から対ユーロでドル安が進み、円に対してもドルは売られた。日本企業が進出するメキシコでは南西沖で地震が発生し、投資家心理を冷やした。

 今週はリスク回避姿勢が目立ち、北朝鮮が6回目の核実験を実施する前だった前週末の終値と比べ、平均株価は400円以上も値下がりした。

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