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【サラリーマンサバイバル術】「台風での休業」手当の扱いはどうなる? 「不可抗力だから休業補償必要ない」と言われ… (1/2ページ)

 【Q】「台風が接近してきたので出社しなくていい」といわれ自宅待機しましたが、結果的に台風の影響はありませんでした。ところが、会社は「台風は不可抗力だから休業補償の必要はない」といわれました。(40代・女性)

 【A】台風だからといって、直ちに使用者の休業補償が免責になるとは限りません。

 労働基準法は、「使用者の責に帰すべき事由」による休業の場合、使用者には平均賃金の100分の60以上の休業手当の支払いが罰則付きで義務付けられています(第26条)。

 ここでいう「使用者の責に帰すべき事由」とは、使用者の故意・過失またはこれと同視すべき事由のほか、使用者側に起因する経営上の障害も含むと解されています。天災事変などの不可抗力の場合は、使用者の責に帰すべき事由に当たらず、使用者に休業手当の支払い義務はないとされています。

 ここでいう不可抗力とは、(1)その原因が事業の外部より発生した事故であること(2)事業主が通常の経営者として最大の注意を尽くしてもなお避けることのできない事故であること-の2つの要件を満たすものでなければならないと解されています。

 従って、台風で直接的に事業所がダメージを受けたことによって、事業主が必要な努力をしたうえで休業せざるを得ない場合には休業手当の支払い義務は免れることになります。

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