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【新車毒味】変わってないようで全取っ替え! ホンダ「N-BOX」が気合のフルチェンジ

★ホンダ「N-BOX」

 ひさびさに気合の入ったフルモデルチェンジに遭遇した。

 それが2代目ホンダN-BOXだ。6年前に初代が登場すると、いきなり先達のダイハツ・タントがいる軽スーパーハイトワゴン市場で販売トップになっただけでなく、軽全体でもトップになったホンダの大ヒット作だが、先日、遂にフルモデルチェンジして2代目が登場したのだ。

 これが一見、初代の生き写しだが、外板ボディーはもちろん、骨格のプラットフォームからエンジン、ミッションまですべてオール新設計。2代目モデルとはとても思えない力の入れ具合なのだ。

 スタイルは初代譲りの箱型背高フォルムでほぼ変わりないものの、外板パネルは全取っ替えだし、前後ライト類は全車標準でLED化。さらに骨格は床下から完全新作で、室内長が2センチ伸びてさらに低くなり、ラゲッジスペースが拡大。利便性がさらに増している。

 その上、走りは骨格がさらにしっかりしたことで、乗り心地、静粛性、ハンドリングが良くなっただけでなく、エンジン&ギアボックスまで新設計。特に660ccノンターボモデルが進化し、最高出力は58馬力のまま実用トルクが上がり、さらに速くなった上にモード燃費は最良27km/Lに向上。速さと同時にエコ性能まで高めている。

 加えて、先進安全もいまだかつてないレベルで、被害軽減ブレーキから追従オートクルーズ、後方誤発進抑制機能も備えたホンダセンシングを全車標準装備。

 その分、価格は上がったものの、初期受注は3万台と絶好調。N-BOX快進撃はまだまだ続きそうな気配なのである。 (自動車ジャーナリスト・小沢コージ)

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