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【最強!!バフェット流投資術】電子カルテなどが浸透、医療業界改善の兆し ホギメディカル、テクノメディカに注目 (1/2ページ)

 医療業界といっても一口では語れない。製薬、特に新薬の開発は大バクチである。無数にある候補物質を絞り込み、1つの新薬を開発するのに10年以上の歳月と数百億円の費用がかかるといわれるが、成功する保証はどこにもない。世界中の製薬会社が買収や合併を繰り返し巨大化するのも、バクチに失敗したときに倒産するリスクを避けるためである。

 後発薬の業界はリスクが少ないが、競争優位性を保つ「堀」をつくることが難しく、いずれ乱売合戦になる。世界中で医療費の膨張が問題になっており、薬価が定期的に下がる日本の製薬ビジネスの将来は厳しい。

 医療費の膨張を抑えるには、薬価を下げるという「支出を削る」方法と、「生産性を向上させる」方法がある。

 事務面では電子カルテなどがようやく浸透してきて改善の兆しが見える。最終的には1、2社に集約されるだろう。

 診断、医療関連では、ホギメディカル(3593)が有望視される。外科手術の際、用途ごとに多数必要になる手術用具を、滅菌の上、パッケージにして送付するというのが同社のビジネスモデルだ。

 採血準備装置の市場を開発したテクノメディカ(6678)も興味深い。採血する際の準備や、ラベルと患者の血液を間違いなく一致させる作業はかなり煩雑だけに、同社に優位性がある。患者の介護の作業性を向上させるパラマウントベッドホールディングス(7817)も強みを持つ。

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