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円安加速112円台、約2カ月ぶりの安値 米FRB来月から資産縮小へ

 米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、量的緩和で膨らんだ保有資産の縮小を10月から始めることを決めた。追加利上げは見送ったが、12月実施を模索する方針を維持した。これを受けて20日のニューヨーク外国為替市場は一時、1ドル=112円53銭をつけ、7月中旬以来約2カ月ぶりの安値を記録した。

 21日午前の東京株式市場で、日経平均株価は続伸して取引が始まった。午前9時現在、前日終値比162円31銭高の2万0472円77銭。

 イエレンFRB議長は記者会見で「経済は好調で、資産規模の維持による景気刺激策はもはや必要ない」と説明した。

 資産縮小は20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で決めた。FRBは金融危機後、米国債などを大量に買い入れたため、保有資産は約4兆4650億ドル(約500兆円)。当初3カ月間は月100億ドルを上限に保有額を減らし、3カ月ごとに縮小額を増やす。最初の1年間で資産を最大3000億ドル縮小する。

 前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は41・79ドル高の2万2412・59ドルと続伸、7営業日連続で終値の過去最高値を更新した。

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