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【住まいの処方銭】「民泊」問題、「友人泊めているだけ」と言われて終わりかも… 「立ち入り調査」規約で定めよう (1/2ページ)

★民泊どうする?(3)

 「うちのマンションで民泊が行われているようだ」。分譲マンション内でこんな疑念の声があがったらどうするか。部屋をつきとめ、実際に民泊かどうかを判断するまでには時間がかかる。

 重松マンション管理士事務所(千葉市)の所長、重松秀士さんは「疑わしいと思ったら早く見極めてすぐに対応を」と話す。

 まずは、複数の民泊申し込みサイトをチェック。ただし、場所を示す地図に必ずしも正確な位置が示されているとは限らない。場所をつきとめて所有者に「民泊ではないか」と尋ねたとしても、「友人を泊めているだけ」などと言われて終わりかもしれない。

 重松さんは「疑わしい例をサイトで見つけたら、実際に宿泊を申し込んでみる」とアドバイスする。また、調べた時期にたまたま“満室”が続いて情報が掲載されていなかった可能性はある。定期的にサイトを閲覧し、チェックするようにしよう。理事だけでは手が回らないことがあるので、居住者からも協力者を募りたい。

 また、民泊を運営している者は所有者とは限らない。所有者は全く知らないまま、賃借人が事業を行っている可能性はある。すぐ連絡を取れるよう、賃借人を含めた名簿を作成しておこう。

 さらに、管理員との頻繁な情報交換も忘れずに。民泊の部屋から出てきた人が管理員に「チェックアウト、プリーズ」と言って判明した例もある。

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