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【新・兜町INSIDE】顧客獲得戦が熱い「積立NISA」 金券類の特典から情報提供に舵切る

 2018年1月の少額投資非課税制度「つみたて(積立)NISA」開始を前に、証券会社の顧客獲得戦が熱を帯びている。積立NISAで大型の投資優遇制度は当面ないとみられ、「口座数を拡張する最後のチャンス」(銀行系証券)のようだ。

 現行NISAがスタートしたのは2014年。アベノミクス相場の最盛期で、証券会社の懐に余裕があったためか、口座開設の特典として商品券など金券類の配布が目立った。今回は情報提供に力が入っている。

 大和証券は東京駅前の本社ビルで「出勤前の投資勉強会」と銘打って、積立NISAの説明会を始めた。サラリーマンの出社に間に合うよう終了時刻を午前8時15分に設定している。

 13日には仕事帰りのサラリーマン向けに午後7時から1時間半、スパークス、コモンズ投信、レオスキャピタルの独立系投信3社が合同セミナーを開催し、満員となった。3社は事前にメディア向け説明会を2回開催しており、運用会社も金券より情報提供重視に舵を切っているようだ。

 【2017年9月8日発行紙面から】

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