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金持ち企業ベスト20 「優良」が占める上位で意外な企業がランクイン 株価左右する「株主還元」「M&A」 (1/2ページ)

 企業の現預金から借入金や社債などを差し引いた「ネットキャッシュ(純現金)」を多く抱える「金持ち企業ランキング」が発表された。上位に優良企業が名を連ねるなかで意外な企業もランク入りしている。「金持ち企業」は今後、株主還元や大規模なM&A(企業の買収・合併)などの実施も予想される。

 ランキングは与信管理のクラウドサービスを手がけるリスクモンスターが、決算書の記載に基づいて算出した。

 1位となったのは総合化学大手の信越化学工業で7383億円で、前回調査の5838億円から1500億円以上も増やした。4年連続で1000億円以上増加させており、リスクモンスターは「好調な業績を背景にキャッシュの蓄積を進めている」と分析している。

 2位の任天堂は6627億円。今年3月に発売した「ニンテンドースイッチ」など本業のゲームが好調のうえ、米大リーグ・マリナーズの運営会社の持ち分の売却益645億円を計上した。

 意外なところでは、三菱自動車が4位に入った。これは日産自動車を引受先とする第三者割当増資で約2400億円を調達したことで、手元資金が増えたことが反映しているようだ。

 自動車メーカーでは、業績好調のSUBARUが5位に入ったほか、スズキが前回の2582位から大幅にランクアップして14位に入った。スズキについては「近年の好調な業績で営業キャッシュフローを増加させたことに加え、SUBARU株の売却で多額のキャッシュを獲得したとみられる」とリスクモンスターは分析する。

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