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【売れないモノを売る極意】ペットロス救う産仏連携ビジネス 合同法要は超満員、高いニーズに市場拡大か (1/2ページ)

 プライベートな話で恐縮ですが、17年間かわいがっていた愛猫をこの夏に亡くし、私はひどいペットロスに苛(さいなまれ)ました。一人暮らしなので辛さを分かち合う人はいません。友達に相談しても「たかが猫じゃない」と軽くあしらわれます。私はどうしようもない悲しみに一人で耐えるしかありませんでした。

 そんな私を助けてくれたのは動物霊園でした。人間と同じようにお坊さんがお経をあげて供養してくれるばかりか、四十九日には、「合同法要に来ませんか?」とお誘いが。法要費は7000円。「動物なのに必要なのかな」と思いつつも参加すると、そこには同じペットロスに苦しむ人たちがたくさんいて、同じ立場で話し合うことができました。そして「自分だけじゃないんだ」と心からホッとしたのです。こうして私はペットロスから解放されました。

 今、一人暮らしが増えています。最新の国勢調査(といっても2010年ですが)では日本人の13%、およそ8人に1人は一人暮らしと発表されました。7年たった今は格段に増えているに違いありません。

 そんな中、水道管の詰まりや雨漏りなど日常の困り事を助けてくれるサービスはたくさん誕生しました。電力会社やガス会社も数年前から「暮らしのちょっとしたお困り事を解決します」と電話1本で駆けつけてくれる会員制サービスを始めて、とても好評のようです。

 しかし、ペットロスのようなソフト面のお困り事に対するケアはあまり見かけません。うつ病など病気の治療は別として、昔から「心のケアは神様、仏様に頼め」と相場が決まっているからかもしれません。

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