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【天野秀夫 中小型厳選株】全固体電池技術と「有機EL」関連強い『石井表記』の大化けに期待 7期ぶり復配も検討課題 (1/2ページ)

 株式市場では「解散総選挙ニュースは買い」という相場ジンクスがあります。選挙モードとなると、政治家のリップサービスも最高潮となり、各種政策の進展期待が高まりやすくなるためです。

 現在、選挙結果と北朝鮮という大きな不確定要素を抱えています。海外の機関投資家がヘッジファンドの11月決算に備えて「45日ルール」に従って10月は売りスタンスになりやすいとも言われます。

 しかし、企業業績はおおむね堅調であり、1ドル=110円を境とする円安をキープできれば、この先は業績の増額修正が数多く出てくることが予想されます。

 目先的には、日本郵政の政府保有株の売出価格が決まり、投資家が資金を払い込み、株券受け渡しとなる10月初旬まで相場は強いとみられます。

 こうしたなか、新たなテーマとして、ノーベル賞受賞思惑の新型太陽電池の「ペロブスカイト型」関連と、国策として開発が支援される「量子コンピューター」が台頭しました。これまでの「電気自動車(EV)」「電磁パルス・防衛」「有機EL」テーマとともに循環物色されています。

 なかでも「EV」に絡む全固体電池技術と「有機EL」に関連する技術を内包している「石井表記」(6336)に出世株の要素があります。

 東証2部銘柄ですが、時価総額は100億円近辺の中小型銘柄。事業再生に目処がついた企業で大変身が期待できます。液晶向け大型インクジェット分野では世界トップシェアを持つことが特徴で、その技術の有機ELへの応用が期待されます。

 昨年9月には「全固体型セラミックス二次電池の高積層インクジェット製法の開発中止」を発表していますが、高積層の中止で、全固体型自体の研究は進めています。

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