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東証反落、円安一服を嫌気 上半期では堅調に推移

 29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反落した。円安ドル高の一服で輸出関連銘柄が売られたほか、最近の株価上昇による高値警戒感もあった。終値は前日比6円83銭安の2万0356円28銭だった。

 本年度の上半期末に当たる29日終値は、3月末に比べて1400円超上昇した。北朝鮮の核・ミサイル開発に対する懸念は強まったが、世界経済の持ち直しを背景とする企業業績拡大への期待から買い注文が入り、総じて堅調に推移した。

 29日の東証株価指数(TOPIX)は前日比1・42ポイント安の1674・75。出来高は約17億3100万株。

 米長期金利の上昇一服を受けて円相場は円買いドル売りがやや優勢となり、平均株価を押し下げた。一方、前日の米国株高や国内経済統計の改善は好感され、日銀が上場投資信託(ETF)を購入して相場を支えるとの思惑も出た。平均株価は午後に前日終値を上回る場面があった。

 今後の相場展開について、10月下旬から発表が本格化する3月期決算企業の9月中間決算が良好なら「平均株価が大きく崩れることはないだろう」(大手証券)との見方があった。

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