記事詳細

中途半端は末代までの恥! 新型カムリ開発責任者が語る「TNGAによる前例のない変革」とは… (1/2ページ)

 歴代カムリは、北米セダン市場で過去20年間のうち、なんと19回もベストセラーを達成してきました。一度はホンダアコードに奪われたそうですが、凄い売れっぷりにあらためてビックリ! しかし新型カムリ開発責任者の勝又CE(チーフエンジニア)は、むしろカムリが一般化しすぎて、機能本位の「白モノ化」になりかねないという危機感を覚えたとのこと。

 そこで乗ってワクワクできる上級スポーティHVセダンを目指し、開発方針に「前例のない変革」を掲げるとともに、仕事のやり方そのものも大きく変革していくことにしたのです。

 ただ自動車開発においては、同じ技術を何世代に渡って長年使い続けるため、フルモデルチェンジでも、部位毎に新技術を採用する方法が一般的です。そのためプラットホームからエンジン、サスペンションに至るまで全てを同時に更改することは滅多にありません。

 今回の新型カムリでは、新世代アーキテクチャー「TNGA」によって全てのメカニズムを刷新した贅沢なフルモデルチェンジを敢行しました。これは開発陣にとっても、まさしく千載一遇のスーパーチャンスだったのです。

 ちなみに「TNGA」は「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」の頭文字を取ったワードで、新世代メカニズムの呼称と思われがちですが、広義では組織や意思決定プロセス、サプライヤーとの協力体制、設計や実験、性能指標、「いいクルマ」の定義といったトヨタの企業そのもののアーキテクチャーを意味しています。

clicccar クリッカー
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース