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【「01」発想講座】渡米してわかったビジネス最新事情 ユダヤと華僑のせめぎ合い、仮想貨幣の浸透… (1/2ページ)

 先日、10年ぶりにアメリカを訪れた。「しまった!」というのが、最初の感想だ。すべてをネットで済ましすぎていたからだ。ネット上のアメリカに関する情報はトランプ大統領のことばかりだが、実際にアメリカの大地に立ってみると、新しい時代のビジネスの兆しがあちこちに見えたのだ。以下、5項目にまとめてみた。

 ■電気産業の台頭

 ニューヨークでは「e-バイク」(電動アシスト自転車)で通勤する姿があちこちで見受けられた。1日300円程度のレンタルe-バイクに乗って街中を観光する姿も多かった=写真(1)。

 電気自動車のテスラを売る店はブランドショッピング街にあり、値段も800万円と予想よりは手頃で、ロサンゼルスでもよく見かけた。

 「オイルの時代は終わった」という広告も目についた。ガソリンから電気へとアメリカの自動車市場は移り変わろうとしていている。

 ■スマホネットワークビジネス

 移動は配車サービスの「ウーバー(Uber)」を使ったが、非常に便利だった。スマートフォンのGoogleMapアプリを見ると、近くを走るウーバー車の種類と位置がわかり、搭乗する人数や荷物などによって車種とサービスランクを選択できる。

 搭乗者の行きたい所と運転手のスマホが共有されているから、素人でもその道順を追って運転すればよいだけだ。私が乗った車は女性ドライバーだったので「危険はないか?」と聞くと、「車載カメラが設置されており、ウーバー側もチェックしていて通報することもできる仕組みになっているから安心だ」と語っていた=同(2)。

 ウーバーのおかげで、短時間にいろいろな場所を観光でき、タクシー代よりも安く済んだ。今後、こうした一般人による移動サービスが観光地を中心に拡大すれば、観光産業も変わるだろう。

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