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【オトナの社会科見学】ジャズ、ロックから落語まで…2万枚のコレクション持つ「小石川図書館レコード室」

 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から5分ほど歩くと文京区立小石川図書館に着く。2階のレコード室は約2万枚を持ち、都内公立図書館で1位の所蔵枚数。クラシック、ジャズ、ロックから落語まであるが、ムーンライダース、ハイ・ファイ・セットなど、日本の1970年代ロックや初期ニューミュージックが筆者には特に懐かしい。

 「持ってたなあ」と思い出すのが、78年、柳ジョージ&レイニーウッドの「Time in Changes」。当時のテレビドラマの主題歌「『祭りばやしが聞こえる』のテーマ」も収録される。館内プレーヤーに針を落とすと、ショーケン(萩原健一)が演じた競輪選手の姿も蘇る。

 山下達郎がブレークした「RIDE ON TIME」も数十年ぶりに手に取る。ジャケット正面でぎごちなくほほ笑む彼の足下、ブーツの先がかすかに汚れているのが大きなLP盤だと見て取れ、「私物だったのかなあ…」と感慨にふける。

 60年代末期、同館でレコード館外貸し出しを始めた頃は、本人の使用するプレーヤーと針などの確認が必要だったそう。14日は70年代ロック、15日は「民“俗”音楽」のレコードコンサートもある。(矢吹博志)

 ■「文京区立小石川図書館レコード室」(東京都文京区小石川5の9の20、(電)03・3814・6745)平日・土曜日9~21時、日曜・祝日・12月29日9~19時 休館は第3月曜、年末年始(12月30日~翌1月4日)など

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