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【今日から始める10万円株】「年内株高論」の視点で有望大型株に注目 双日、三菱自動車工業、ガンホー・オンライン・エンターテイメント

 日経平均株価が節目の2万円をあっさりと突破し、業界の中でも「年内株高論者」が増えてきた。

 問題は、同論を信じるか信じないかによって年内の投資戦略が大きく変わってくること。もし、平均株価が上値追いを続けると見るなら、平均株価の上昇を上回りそうな大型株をいまのうちに仕込むことで年内のポートフォリオは安泰だろう。しかし、再びもみ合いに突入すると読めば、中小型株を中心としたテーマ株を物色していくべきだ。

 テーマ株に関しては、今後、安倍晋三首相が衆院選に向けて何がしかの政策をぶち上げてくると思われ、それが年末に向けたテーマ株の本命の1つとなる可能性が高い。すでに、少子化関連銘柄などにそれを先取りする動きが見られるが、何もいまあわてて手を出す必要はない。具体的な政策が出てから中身をじっくりと検証しても十分間に合うだろう。

 今回は「年内株高論」側に立ち、大型株の中から平均株価の上昇率を上回りそうな10万円株を紹介しよう。まずは、総合商社の双日(2768)。総合商社の中では丸紅も10万円以下で買えるが、より資源相場反転の恩恵を受ける双日を推したい。株価も年初来高値を更新するなど上昇基調が鮮明だ。株価はいまだ307円(9月25日終値ベース、以下同)と低位にあり、3万円程度で購入可能である。

 株価上昇が続いている三菱自動車工業(7211)にも注目。燃費データ改竄(かいざん)の不祥事から1年半が経過し、世界販売台数は不祥事発覚以前の水準を取り戻す見込みだ。次世代エコカーとして期待度が高まっているEV(電気自動車)開発でも先行しており、2016年1月以来となる株価の4桁奪回は時間の問題だろう。株価は904円。

 スマホゲーム『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』で一世を風靡(ふうび)したガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)にも注目。パズドラの復権はもう望み薄だが、パズドラで得た潤沢な手元資金をゲーム開発に生かせるのが強み。株価は約1年、300円以下の底値を這っていたが、今後は一段上のステージでの値動きとなりそう。いまが3万円程度で買えるラストチャンスかもしれない。(吉田礼音)

 【2017年9月27日発行紙面から】

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