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経団連会長が希望の党を牽制「5年前の苦い経験繰り返すな」 東証2年2カ月ぶり高値

 4日午前の東京株式市場で、日経平均株価は3日続伸、一時、取引時間中の年初来高値を更新し、約2年2カ月ぶりの高値をつけた。次期衆院選で安倍政権退陣という市場にとってネガティブな要因がやや薄れたことも追い風になっているようだ。

 午前の終値は前日終値比45円05銭高の2万0659円12銭。朝方に74円高の2万0689円まで上昇する場面もあった。

 前日の米ダウ工業株30種平均は84・07ドル高の2万2641・67ドルと終値の過去最高値を更新。この日の東京市場も買いが先行した。

 小池百合子都知事率いる希望の党の立ち上げ時には株価は不安定な動きを見せた。先週末以降、左派系排除の動きが表面化し、民進党が事実上分裂。立憲民主党の立ち上げに波及すると、株価は上昇基調を強めている。

 経団連の榊原定征会長は3日、衆院選について「ムードや劇場型といったものではなく、政策本位で選んでほしい」と希望の党の動きを牽制(けんせい)した。榊原氏は「2009年の総選挙は劇場型とか、ポピュリズム(大衆迎合)的な動きもあって、民主党政権が誕生したが、政治は混迷状態、外交が破壊され、経済は低迷した」と語り、「5年前の苦い経験を繰り返してはならない」と強調した。「安倍政権の安定的基盤確保が達成できることを期待する」と語った。

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