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【最強!!バフェット流投資術】他社上回る多種多様なモニターで幅広い調査 ニールセンの日本市場撤退で「インテージHD」が地位固め (1/2ページ)

 インテージホールディングス(4326)は市場調査やマーケティングリサーチを手がける。グローバルな競争相手である米国のニールセンが2008年に日本市場から撤退したことが、国内におけるインテージHDの地位を固めることにつながった。

 インターネット調査専業企業では、マクロミルがよく知られているし、その他の競合も出現している。しかし、インターネットの調査は、比較的構築が簡単であり模倣もしやすい。

 それに対して当社は、膨大な数の小売店と連携したり、ネットが使えない人々も含めて多種多様なモニターを利用したりして、幅広い内容・手法の調査を行うことができる。これが他社が攻め込むことができない強み、いわゆる「堀」である。

 例えば全国個人パネル調査(SCI)では5万人の男女モニターと連携しながら、屋内外で消費する食品、飲料、日用雑貨などの購買データを収集する。ちなみに、いわゆるネットリサーチでは612万人のモニターを抱える。

 また全国小売パネル調査(SRI)では全国の主要小売店約4000店を対象に、さまざまな商品カテゴリーのPOSデータを収集する。

 ネットの普及には目覚ましいものがあるが、それでも商売の大部分はいまだにリアル店舗で行われている。だから、単にネット上のデータではなく、消費者が実際にどのような行動をとっているかを知るのは重要であり、その企業の競争優位にもつながる。

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