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【介護離職に備えよ】親が元気なうちに孝行旅行を 旅先で親子水入らずの時間、将来話し合う良い機会に (1/2ページ)

 読者の皆さんは50代以上の方が多いのではないだろうか? そうした方々にとって、当連載は人ごとではないと思うが、「80歳過ぎても、まだ親は元気。介護離職という雰囲気はない」という人もいるだろう。

 だが、「親孝行しているか?」と問われると、「仕事も忙しいし、年に1~2回帰省して当たり障りのない話をするくらい」という人が大半。誕生日などの記念日にプレゼントを贈るという程度だ。

 筆者の知人にも「母親が一人暮らしで、どこか旅行に連れて行きたいが、なかなかそれもかなわない。そのうち、間に合わなくなるんじゃないかと心配だ」という人がいた。まさに、「孝行したい時に親はなし」という危惧だ。

 親孝行というと、帰省して孫の顔を見せる、食事に連れて行く、プレゼントを贈る、旅行に連れて行くといったことが一般的だ。その中でも旅行は、環境が変わることで普段できないような話ができ、親孝行としては定番である。儒教の影響が色濃い韓国でも、子供が親に旅行をプレゼントする「孝道旅行」というものがあるそうだ。

 最近は旅行会社も「ユニバーサル旅行」「バリアフリー旅行」と銘打ち、シニア向けの旅行に力を入れている。高齢者の場合、杖を使う、歩くのが遅い、食事の速度が遅い、細かく切らないと食べられない…など、さまざまな制約があり、一般のツアーには参加しにくい。シニアが参加しやすい旅行会社の取り組みは歓迎したい。

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